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Q.クロスバイクとは? A.ロードバイクよりオフロードに強く、マウンテンバイクより速く走るバイクです。 町乗りには最適化された自転車ですね 変速機はマウンテンバイクよりのことが多いです。 Q.クロスバイクのハンドルの握り方を教えてください A.たぶんフラットバーハンドルだと思いますので、普通に軽く握ってあげてください。 バーエンドバーは、フラット部を握るのが疲れたり、高速で走ったりする時、坂道を登る時に握ったりします。 通して言えることは、力いっぱい握らないでください。 優しく、包み込むような感じで握ってあげてください。 Q.クロスバイクって、どれぐらいの価格のを買えばいいんですか? A.目的に応じて違いますが、高くても10万以下が良いと思います。 安ければ2万ぐらいから買えますし,ママチャリとは全くちがいますのでぜひ一度乗ってみることをおすすめします。 Q.折りたたみのクロスバイクってありますか? A.ありますよ! クロスバイクは室内保管の方が多いので折りたたみの機能の便利だと思います 有名なものでいくとDOPPELGANGERのこのようなタイプがあります Q.サスペンション付きのクロスバイクの方がいいですか? A.速さを要求するならリジッド、快適さを要求するならサス付きがいいと思います。 Q.クロスバイクに泥除けって付けるもんなの? A.雨の日に付ける人はいます。 トピークとかから、浮き輪みたいに空気を入れて使うフェンダーも発売していますので、それを使うのも良いと思います。 Q.クロスバイクって、どれぐらいの速度(スピード)で走れるんですか? A.車種にもよりますが、最高でも平地で(ドラフティング無しで)時速45kmぐらいじゃないでしょうか。 平均は時速20~30km程度かと思われます。 やはりママチャリよりは早いです。 Q.クロスバイクに前カゴを付けたいんだけど A.取り付けることは可能です。が、載せれるのはせいぜい4kg程度です。マウントに本来想定されていない荷重がかかるため、フレームの寿命を縮めますので、注意が必要です。 はじめからかごが付いているモデルがあるのでそちらの方が良いと思います 価格が安くなっているものとしてはこのようなのがあります
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物語の冒頭は第一期のプレシアが消えていくシーンから始まる いきなり感動のシーンだwwプレシアが消えていき、それを見ているなのはとフェイト ここからが本編 界王様の声のナレーション 「PT事件の主謀者、プレシアテスタロッサはこころ満たされることなく無念に死んでいった これで事件は解決したのだと誰もが思っていた・・・ だが、プレシアの作り出したコンピュータは、最強の人造魔道師を作り出すため、地下でひっそりと活動を続けていた・・・」 オープニング CHA-LA HEAD-CHA-LA feat水木奈々 「 」内は歌詞の部分のアニメーション ジュエルシードが画面いっぱいにでる (シードの中にはタイトルの「なのはZ」のZの部分が入り、それが上から下へ映ってく) タイトルロゴがでる。タイトルロゴは広大な海を駆け抜けていく。 光る雲をつき抜けFLY AWAY(FLY AWAY) 体中に広がるパノラマ 「空がくるくる回り、空を飛んでいるなのは。そのうしろからもぞもぞっとルシエが出てくる」 そして空高く飛んでいく。 顔をけられた地球が怒って(起こって) 「ジュエルシードが画面アップで映り、数秒映った後空へ飛んでいく」 火山を爆発させる 「ルシエが走っていると、仲間たちがルシエの走っているところを横切っていく」 解けた氷の中に 恐竜がいたら 玉乗り仕込みたいね 「氷が解ける。プレシアの顔がドアップで映り、その後無数のコードで手が形成される) ガジェットに襲われながら必死で逃げるルシア チャラヘッチャラ 何がおきても気分はへのへのカッパ 「宇宙から謎の発行物体が画面へ向かって飛んでくる。 隕石なのか宇宙船なのか、謎の物体が3つ空から降ってきて地上に激突しそうになる 月がアップでうつり、爆発が起きて、大暴れするガジェット。」 チャラヘッチャラ胸がパチパチするほど 騒ぐ 「目をぱっと開き、大量の光を浴びているハヤテ 胸が映り、ガジェットから逃げている非戦闘要員」 エクセリオン 「気合を入れるフェイト、敵に上空から切りかかるシグナム」 チャラヘッチャラ 頭空っぽのほうが夢詰め込める 「エクセリオンモードを発動しようとするなのはが腕から映っていく。最後は全身が映ってスパークまでする 山を走るルシエ、その横に竜がいる」 チャラヘッチャラ 笑顔ウルトラZで今日も会いアイアイアイアイ 「空から落ちてくるルシエが画面に向かってくる。 画面にルシエがアップで映ったら地上に落ちていき、それをなのはがうけとめてなのはが画面にむかって飛んでくる」 「エクセリオンモードが発動し、大爆発を起こすなのは 地上には謎の3つの物体が衝突し、画面は大爆発シーン 最後には全員集合 (全員集合していて、なのはが空から降りてくる。全員集合シーンのあと、イントロのジュエルシードが映り、また全員集合のシーン。このとき、なのはが気合いれて終わり)」 なのはたちのおかげで平和になった世界 いつものように平和に過ごし、楽しくしていたのだが、ある日街に謎の2人組みがやってきた チビの少年みたいなのと、ゴッツイ筋肉マッチョであった。 彼らは建物を爆発させたりしていたため、なのはたちは彼らを倒すことに。 しかし、街では被害が大きい。そこで、氷河地帯へ移動して戦うことにした このとき、なのはたちはデバイスを使わなくてもおのれの肉体で戦うことができるようになっていた ドラゴンボール本編で言えば、デバイスは如意棒や筋斗雲みたいな存在になっていたww 氷河地帯へ着いたなのはたちの前には、2人のボスみたいな男がいた 「あなた、何者なの?」 「俺は人造魔道師13号、プレシアテスタロッサが作り出したのだ。高町なのは! きさまに対する憎しみが日に日に増えていくように俺は作られているのだ」 「コンピュータが勝手に憎しみを増大させるなんて・・・」 男前の13号、マッチョマンな14号、チビの15号、彼らはすべてプレシアによって作られた人造魔道師だった なのはが13号と、シグナムは14号&15号と戦うことに 二対一のため、シグナムは大苦戦。一方、なのははいい勝負をしているように見えたが・・・ ヒュー・・・ピシュン!! 13号は指先からエネルギーの塊を出した 「くっくっく、そのSSデッドリーボンバーは地球の半分を破壊する威力がある」 なのははそれを受け止め、なんとか跳ね返す てかクウラのときに思いっきりでっかい惑星破壊光弾跳ね返さなかったか?という疑問は置いておこう シグナムもそろそろボコボコになってきた・・・ そのとき、大地が揺れ、おおきなパワーを持つ何者かが現れた その正体はもちろんフェイトだ 「なのは、なさけないよ・・・そんなよわっちい相手に」 フェイトも加わったことで、なのはvs13号、シグナムvs14号、フェイトvs15号という構図に しかし、やはり人造魔道師は強い!体力が彼らは衰えないようだ 3人ともピンチに・・・しかし、彼らには究極の変身があった 14号に剣を奪われピンチのシグナム。14号がシグナムの剣で彼女を切り掛かるが、それを受け止めるシグナム 15号に一方的に殴られるフェイト。しかし、15号の両腕を掴む 13号と激戦を繰り広げるなのは 3人は一気に本気を出す!! シグナム「ハァァァァァァァァ・・・・・!!!」 フェイト「調子に乗るんじゃないわよ!!!ハァァァァァァ・・・・!!」 なのは「ウラァァァァァァァァァァ!!!」 3人は同時にスーパー魔道師に変身する その光景に、この場に来たが参戦していなかった連中も呆然とする そこへ駆けつけたはやてが言う 「三人のスーパー魔道師がそろいおった・・・!!」 シグナムvs14号 黄金の戦士となったシグナムが、剣で14号をバラバラにして勝利 フェイトvs15号 頭突きや腹パンでお互いボコボコになりながらも、フェイト勝利 13号「14号と15号がやられたか・・・」 なのは「はやてちゃんも来てくれたし、4人を相手にするなんて無理ね あなたの負けよ」 だが、死んだはずの14,15号の体からチップが出てきて、13号に向かって飛んでいく そして、チップを取り込む。すると、13号はみるみる悪魔のような姿に変貌する たちまち魔道師たちはボコボコにされる そして、なのはが一方的にいたぶられ始めた 13号はなのはを海に落とし、立ち上がろうとするなのはに容赦なくエネルギー弾を発射。これを何度も繰り返す 「ああぁぁぁぁっ!!アッー!」 なのはをいたぶり終わった13号は今度は他で暴れようとする 瀕死のなのはは、ついに魔道玉を作り始める。13号は気づいていない 魔道師たちは死にそうになりながらも、決してあきらめない (ここからDBZの「ブウを元気だまで倒すとき」や 「DBZ映画で13号を倒すために元気を集めるシーン」 に使われたあの感動的な音楽が流れる) 「な・・・なのは私の友達・・・勝手に手をださないでぇぇぇぇ!!でやぁぁぁぁぁぁ!!!」 フェイトが13号へ突進していくが、掴まれ苦しめられる 「うぁぁぁぁぁぁ!!!」 そこへハヤテがエネルギー弾を放ち、フェイトは解放された ハヤテへ向かう13号、しかし 「ちょっと人造魔道師!あなたはきっと未来に存在していない! なぜならここでなのはに 倒されてしまうからだぁぁぁぁーーーー!!!」 剣で切り掛かるシグナム。だが、すぐにエネルギー波で返り討ちにあう 13号は魔力を集めているなのはに気がつく。それを阻止しようとエネルギー弾を発射しようとするが 「ぬおおおおおお!!!」 はやてが巨体の13号を持ち上げ、バックドロップをする そのおかげで光弾は違う方向へ発射された。しかし、はやては思いっきり殴られる 「うあっ!!!」 氷河に激突するはやて なのははスーパー魔道師の状態で地球中の魔力を溜めている 「海よ・・・山よ・・・大地よ・・・お願い!あたしに魔力を少しでいいから分けて・・ 泣いてる地球を救いたいの・・・だからお願い!」 なのはは必死に魔力を集める フェイト「だ・・・だめやなのはちゃん・・・スーパー魔道師の邪悪な心・・・ 怒りという負の感情で覚醒したスーパー魔道師じゃ聖なる魔力は集められへん・・」 (ここで感動的な音楽は終了) だが、奇跡が起こった。魔力がものすごい量溜まったのだ このエネルギー量に恐れをなした13号は、なのはに攻撃しに向かうが 「悪魔でいいよ・・・悪魔らしいやり方で殺すから!」 恐ろしいことをなのはがいう。13号はなのはのほんの数メートル先まで近づいてきた そして、なんとなのはは集めた魔力を吸収した。 完全に吸収したと同時に、13号が目の前に。 だが、なのははすごい形相だ。怒りの戦士の表情だ ついに決着のとき!!2人は同時にパンチを繰り出す そして・・・ 「ウらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「ぬおおおおおおおお!!!」 なのはのパンチが13号の腹を貫いた!!まさに悪魔らしい殺し方www そして、13号は爆発していく 「ぐああああああ!!高町なのは・・・・うぁぁぁぁぁぁ!!」 13号は消滅した 数時間後、なのはは病院のベッドにいた。13号との勝負で使った魔力吸収が効いたらしい 「なのはちゃん、まったく無茶するわ~」 「ふふふ・・・あれ?そういえばフェイトちゃんとシグナムさんは?」 「あの二人が簡単に死ぬわけないわ・・はははは 「そうよね、ははははは」 いつもの平和な日常が戻った お互いに反対方向を見て、背を向け合いながら氷河に座っているフェイトとシグナムの姿があった エンディング GIRIGIRI―悪魔極限― 唄 水樹奈々&YUKA (ァ~ァァ~ァァァ~ ァ~ァァ~ァァァ~) 私が何を待つのか?悪魔にもわからない 血に飢えた無限の悪魔容赦なく迫る 目の前の全てに立ち向かう悪魔なのはの時代へ 私怒りギリギリ そう力ギリギリ 私限界ギリギリ そう悪魔ギリギリ 「私なのは、高町なのは!みんな今回も面白かった?早速だけどまたまたビッグニュース! なんと劇場でまたあたしたちが大活躍しちゃうの!今度の敵は相当やばいらしい! でも、あたしは絶対負けない!全力全開で戦う!悪魔でもいいの! 応援してね!」 単発総合目次へ DB系目次へ TOPページへ
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■ 「第87観測指定世界の遺跡発掘現場から、レリックの発見報告があったのが二十分前。 十分前に通信が途絶。途切れる直前の通信から、大量のガジェットが確認されています……気をつけて」 スターズ四名、ライトニング四名の合計八名。前線部隊のフル出動だ。遅れを取るような相手はそういない。 故に、最大の敵は時間。十分―――間に合うか。 ■ 空中に跳び上がる/上昇/落下/刹那の無重力。右手に力を込める/蒼白い火花が散る―――『ブリューナクの槍』発射の前兆。 二次災害を起こさない為に出力を絞る。床の材質/厚み―――不可、最低出力の射撃であっても床を貫通し余波で崩落させてしまう。 舌打ち一つ/発射プロセスを中断。空中に向かって振るわれる鞭/放たれる光弾―――身を捻る/鞭を蹴り飛ばす/光弾を掻い潜る―――翻る深緑/軍用コート。 着地/落下の運動エネルギーを旋回運動に転化し右の掌/拡散を始めた荷電粒子を叩き付ける。超高温によって敵の外装/内臓機器が蒸発。 飛び退く。敵戦力、即ち数/配置を再確認。進入したのは八体/残り七体、確認されている武装は射撃、白兵それぞれ一種。 思考ルーチンは極めて単純―――進行し、敵性と判断したものに攻撃を仕掛ける/射線上に味方が居ない場合のみ。高度な連携戦術は現状確認されていない。 無数の光弾が迫る/右手を掲げる/稲妻が奔る/光弾が掻き消される―――ギャローズ・ベルにてジャバヴォックの砲弾を砕いた攻性防御。 反撃―――荷電粒子砲の射撃/やや上向きに/二体纏めて貫通/砂漠の空へと消えていく。周囲に満ちる生臭さ―――オゾン臭。 反撃―――荷電粒子砲の射撃/右から左へ薙ぎ払う/持続射撃―――残りの五体に加えて出口付近に群がっている敵を一掃。 その隙に一旦退却―――冷却。『ブリューナクの槍』の超高熱は自らをも灼く。連射は三発/持続射撃は一秒が限度。 更にこちらの戦力を整理―――自分/戦闘用ARMS一体と発掘員六名/『魔導師』達。 傍らで腰を抜かしていた髭面の男/彼らのリーダー格に声を掛ける。 「立てるな?」 「あ、ああ。アンタは一体……」 「教えてやる暇は無い。それより、この鉄屑どもについて知っていることを言え」 「……ガジェットドローン。『レリック』を狙う機械兵器だ。 AMFを展開して魔力結合を阻害、無力化するのが厄介でな。俺達に扱える魔法は一切効かん」 思考する―――攻撃能力を持つのは自分のみ/防御能力を持つのは全員。 背中に何かを護る戦い―――拠点防衛。制圧/殲滅戦に比べれば自分の経験は非常に浅い。 「ここ以外から侵入されている可能性は?」右腕を背後に回す/出口側に荷電粒子砲を放つ。 「隔壁がある。破られれば箇所に応じた警報が鳴るのでそれは無い」進入を試みていた『ガジェット』とやらを一掃。 防衛すべき箇所は一つ/正門のみ―――カリヨンタワーに比べれば随分と楽だ。 「六人の内、広く盾が張れる二人を下がらせろ。流れ弾が止められるだけで相当に戦い易くなる。 残り四人は交代で先頭のガジェットドローンに砲撃だ。指示を頼む」 「砲撃? 何故だ、奴らに効かんのはアンタも見ただろう?」 「防御に出力を回したのか知らんが、砲撃を受けている奴は動きが止まっていた。 途切れさせなければ足止めは出来る筈だ」左腕を変異させる/男が思い出したようにぎょっとする。 「そこをアンタの砲撃で仕留める……か?」 「そうだ……それなら何分持たせられる?」 「四十分は余裕だな……部下がアンタを誤射しなければ」にやりと笑った/余裕の表明。 「……厳重に伝えておいてくれ」インカムに向かって指示を出す男/こちらも笑う。 「そうだ、アンタの名前は?」髭面の男が聞く。 「―――マッドハッター」 一瞬だけ迷い、そう答えた。 『アレックス』―――ARMSを開放した自分がその名を答えるのは、誰かへの裏切りになるような気がしたから。 ■ 眼下には、一面の砂漠が広がっている。 ぽつんと一つ箱型の施設があり、それに無数ガジェットドローンが取り付いていた。 東西と北は収容所さながらの強固な壁がそれを押し留めているが、南は正門から突破されている。 十や二十という数ではない。大型のものも複数確認できる。 それも見えているだけで、だ。施設内に進入した数は分からない。 加えて、空にも三角形の飛行機械、Ⅱ型が舞っている。それもまた無数。 「多いね……他にも未確認がいる可能性がある。空は私とヴィータ副隊長が抑えるから、二人は生存者の救出と誘導を最優先に。 西側にガジェットは殆どいないから、そちら側の防壁に孔を空けて外部への誘導を」 『了解!』 「ライトニングは分隊全員で地上のガジェットを掃討するよ。シグナム副隊長と私は大型、エリオとキャロは小型を各個撃破。 発掘員の避難先になる西側を優先的に。防衛ラインもそれに準拠」 『了解しました!』 桜、紅、蒼、橙、金、緋、黄、桃―――八つの輝きが砂漠を翔ける。 ■ スバルはウイングロードを展開して走る。足場が砂のみの環境でローラーブレードは使えない。 体重がラインに集中する為、地面にめり込んでしまうのだ。だが、魔力の足場であればそれは関係無い。 見据えるのは、隔壁に取り付いている中で一際目立つガジェットⅢ型。ただそれだけだ。周囲からの攻撃はその疾走を捉えられない。 併走するティアナは両手に構えた拳銃型デバイス『クロスミラージュ』を連射する。前方のⅠ型が次々と射抜かれ四散した。 左右、後方の敵はライトニング分隊が高速で駆逐。連結刃と大鎌が煌き、また一つⅢ型が細切れにされる。 スバルの疾走が、ティアナより二十メートル早く隔壁に到達。 「ロードカートリッジ!」 右手首のシリンダーが回転、カートリッジの圧縮魔力を解放する。 スピナーが風を纏って高速旋回し破壊力を蓄積、それに反応しⅢ型が振り向いた 射撃と鞭の複合攻撃―――だが遅い。スバルは魔力の足場を垂直に展開しその全てを潜り抜ける。 『Absorb Grip』 マッハキャリバーが自立稼働、そのマニューバを支える魔法を発動。魔力弾が髪を掠めるが、それだけだ。 拳を振り被り、打ち出す。 「はああああぁぁぁッッ!」 『ナックルダスター』発動。 上体と拳を強化する。それだけの単純な魔法だが、クロスレンジにおいては極めて効果的。 打撃が一時装甲版を貫徹した。更に一発ロード、スピナーが風に加えて火花を散らす。 「―――シュートッ!」 リボルバーシュート、密閉空間で開放された衝撃波が内部機構を滅茶苦茶に破壊する。 スバルの着地。追い付いたティアナの指示。 「スバル! ここの隔壁はかなり丈夫だから、アンタの全力でも倒壊はしない筈! 思いっきりぶん殴って穴開けなさい!」 「了解っ!」 カートリッジロード―――四連続。 足下に展開するベルカ式魔法陣。深い蒼の輝きがスバルを照らし上げた。 左腕を突き出し魔力塊を生成。捻るように構えられた右の拳に捲かれるように集束し、完全な球形となる。 「一撃、必倒……!」 ディバインスフィア形成完了。集束用の環状魔法陣を展開し、 『Divine』 拳を握り直す。鋼と革の軋む音を聞き、 「バスタァ―――!」 叩き込んだ。蒼い閃光が、その破壊力の全てを壁の一点に集束させ貫通する。 爆風が砂を舞い上げ視界を遮る。一瞬だけ、二人ともが眼を覆った。 眼を開ければ、直径二メートル、長さ三メートルのトンネルが生まれている。 「ティア、これで良い?」 「充分よスバル。あたしはここからフェイクシルエット使って避難誘導するから、あんたは進入したガジェットを倒しに行きなさい」 「オッケー!」 ―――彼女らは、隔壁を破壊すれば警報が鳴るということを知らなかった。 ■ ■ 死は誰もに平等だ。あたし達が間に合って救える人がいるように、間に合わなくて死ぬ人もいる。 理想、努力、信念、力―――全てを持っていても、全てを救えるわけじゃない。 でも、そんなありふれた現実は、あたし達にとっては重過ぎた。 ■ 前へ 目次へ 次へ
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ストライカーズから数年後、フェイトは結婚していて、子供をさずかっていた だが、なのはは病気で死んでしまった。それでも、平和な世界だった・・・ しかし、その世界は数ヵ月後、今は亡きプレシアによって作り出された2体のクローンにより、荒廃した世界となっていた 世界の人口も1億人足らずである。この危機に立ち向かったのはもちろん機動六課だった。 しかし、2人の人クローンは恐ろしい力で仲間たちを次々と殺していった。あらゆる魔道士たちは死んでいった。そしてフェイトも死んだ・・・ 残ったのはハヤテとフェイトの子供だけであった。2人は修行し、クローンを倒そうと考えていた。 1度目にクローンにいどみ、ハヤテは戦いで片腕を失った。2度目には死んでしまった。 残る戦士はフェイトの子供だけだ。フェイトは過去へ行き、なのはたちの力を借りようとする 戦いに参加していなかったため、生きていたアリシアはタイムマシーンを完成させていた。 フェイト子供「アリシアさん、なのはさんてそんなに凄い人だったんですか?」 アリシア「たしかに強いんだけど、どんなことがおきても何とかしてくる気にさせてくれるの」 そしてフェイトの子供は過去へ行く。hopeという文字をタイムマシンに書き残して・・・ そこには新たな戦いが待っているのだった・・・ エンディング「青いかぜのhope」歌;水樹奈々 単発総合目次へ DB系目次へ TOPページへ
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1 2 3 クロス:『魔法少女まどか☆マギカ』 2011/04/04 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1301892369/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る けいおんSSはオワコン まどかSSは繁盛はしてなくとも根強い -- (名無しさん) 2013-11-08 21 28 55 まどマギの魔女空間の雰囲気とかBGMの雰囲気や学校やまどかの家なんかの建物の構造の雰囲気が好きだった。作品全体のぼんやりとしたダークファンタジーのような雰囲気が好きだった。演出と心情描写には感動した。 けいおんは話がほぼ一話完結で観やすかった。正直、社会現象になるまでの面白さがあったかはわからないけど、ストーリー構成がSFやファンタジーみたいにがっしり固まってるわけでもないのにそこまで伸びたのは凄い。他にも個々のキャラクタに過去面なんかまで深く入り込んではいないのにモブキャラにまで人気とは凄い。けいおんのメインキャラをあてた声優さん達もそれから仕事が増えてる気がするし… なんか下手な感想文になってしまったけど… 個人的にはまどマギが好きだけど、やっぱり社会現象になったと言うだけあって書くことがいっぱいある。 やっぱり勝因の一つは細かさなのかな? -- (名無しさん) 2013-01-01 06 45 25 まどかは人気ある方だと思う。 BDの初動売上で、5万枚以上の売上あるし、アニメのBDではトップ3がまどかだし まぁ、けいおん好きな人達は「あれはアニプレの工作、けいおんは社会現象。よって、けいおんの勝ち」で通してるから、なんとも言えないけどね そういや、杏子が全国盲導犬育成のPRキャラクターに選ばれてたな -- (名無しさん) 2011-10-02 17 21 14 まどマギって結構内容濃いアニメだったのに、けいおん‼を加えただけで楽しい感じになっとる⁈ てか、まどマギってあんなに大人気になるほど面白かったかな? まあ、自分の好みからズレてただけだけど… -- (名無しさん) 2011-08-20 13 48 17 とりあえず、人気あるからクロスさせたっぽい感じがする しかしこの時期までは、けいおんが勝ってたけど、まどか一挙放送から現在まででは、完全に勢いが逆転しちまったな -- (名無しさん) 2011-08-20 00 35 38 個人的には話しが急過ぎること以外良かった。 最近けいおんSS読んでなかったから久し振りにいいSSが読めた。 -- (名無しさん) 2011-04-10 09 34 57 カオスすぎるだろ。こりゃ。 なんで軽音部と魔法少女 sが仲良くなったかが一切書いてないから、 キーホルダーあげちゃう行動の裏付けが不明。 -- (名無しさん) 2011-04-08 05 31 54 なんか滅茶苦茶だな -- (名無しさん) 2011-04-08 03 15 53 まどマギは地震の影響で完全お蔵入りだし 関西は10話だけ放送した。関東より一日早いから(その十二時間後に地震) -- (名無しさん) 2011-04-06 23 46 31 まどかのオリジナルはもっと絶望的なストーリー。魔法少女好きの幼女が間違ってみたら一生のトラウマになるだろう。 ただ、十話は関東は放送してないし、それ以降は放送延期なんだよな〜 -- (名無しさん) 2011-04-06 23 43 05
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なのは「ティアナも食堂大盛半分位平らげるようになってきたね・・・おいしい?」 ティアナ「ふぁい」 スバル「順調に化け物への道を歩んでるとも言える・・・」 エリオ「でも、訓練もどんどん強くなってますし、血色も良くなりましたよね」 ティアナ「これも冥王八卦集になったおかげですかね」 なのは「そうだね」 シグナム「買い物行っただけなのに・・・」 ?????「いた、目標のデバイスも確認・・・」 ???????「それでは頼むよ、くれぐれも慎重に・・・」 ?????「ん」 ???「行くか?」 ?????「ん」 ティアナ「・・・クロスファイアーも連発できるようになったし、ダガーモードの戦闘も慣れてきた・・・このまま行けば魔力もUP・・・ 筋力もUPしちゃうよね・・・皆がこう言うんだ、マッスルティアナ、マッスルティアナ、筋肉万歳お前はThe・ガッツ・・・あれ?」 ルーテシア「・・・」 ゼスト「ここか」 ティアナ「な、なんと怪しい連中・・・」 ゼスト「すまない、ここの人間か?高町なのはという人物を探しているんだが」 ティアナ「し、知ってます・・・」 ゼスト「何処にいる?」 ティアナ「それを知りたければ・・・この風のランスターを倒す事だ!」 エリオ「あれ、ティアナさん隊舎の裏で訓練かな・・・?って、あれはいつぞや(七話)の二人組!?」 ゼスト「いや、あまり事を荒立てたくは・・・」 ティアナ「このティアナ・ランスター仲間を売るような真似をすると思うの!?」 ルーテシア「ノリノリ・・・説得無理かも・・・」 ゼスト「仕方ない、自力で探・・・」 ティアナ「甘いわね・・・貴方達は私の真の力を知らない・・・」 ルーテシア「逃がしてくれない・・・何で?」 ゼスト「わからん」 ティアナ「これを見よ!!」 ネオ・ティアナスペシャル強い魔力を構築する新 エリオ「!!・・・お兄さんに会いに行く時のクヌソだ・・・」 ゼスト「それは・・・何だ?」 ティアナ「これは以前のティアナスペシャルを数々の失敗の上に改良し・・・ついに昨日完成した魔法のクヌソ!!フガ・・・フガ・・・ガフ ッゲフッ・・・ハァァァァァ・・・ 新!!ティーダ兄さあああああああああああああん!!!!!」 エリオ「やっぱり変わってない・・・」 ゼスト「おい、だ・・・大丈夫か?」 ルーテシア「ちょっと見てる・・・面白そう・・・」 エリオ「仕方ない・・・こういう時はやっぱりなのはさんかフェイトさんを!」 なのは「あら」 シグナム「どうした?」 フェイト「何かあったの?」 エリオ「あ・・・た、大変なんです!ティアナさんが!!」 ティアナ「ふふ~ん、とうとう見つけたわよぉぉ~偽ランスターめぇぇぇ・・・」 ゼスト「こりゃ駄目だ、完全にへべってる・・・」 ルーテシア「もう行く」 ゼスト「そうか、後で人を呼んでおこう・・・目が危ない」 シグナム「ティアナ!」 なのは「ティアナ!」 ティアナ「はふ~ん、SU☆GA☆SU☆GA☆SI☆I!」 なのは「ってなんだぁ・・・いつものアレだよエリオ」 フェイト「・・・むしろ介抱してくれようとしたんじゃない?」 なのは「すみません、うちの人間がご迷惑をおかけして・・・」 ルーテシア「ガリュー、お願い」 なのは「ハッ・・・これはバインド!?」 シグナム「は、速い!!」 ゼスト「成程・・・高町なのは・・・だな?」 なのは「貴方達は・・・?」 ゼスト「そのデバイスをよこせば何も危害を加えん・・・おとなしく・・・」 なのは「断る!これは私にとって・・・数少ない原作の名残!!」 シグナム「原作?」 エリオ「原作?」 フェイト「クロノもたまに言ってるよ・・・原作・・・」 クロノ「懐かしいなぁ・・・おもちゃ箱・・・」 ゼスト「・・・よくわからないが・・・連行させて・・・ってぇぇ!!」 ルーテシア「!!」 ゼスト「バインドがいつの間にか変態仮面の正装にぃぃーー!!」 なのは「ディバインバスターのバリエーション・・・」 ゼスト「くっ、魔法防壁・・・!間に合うか・・・?」 なのは「と見せかけてエクセリオン・チャージ(体当たり)!!」 ゼスト「どわああああ!!!」 ルーテシア「ゼスト・・・ごめん・・・また後で」 シグナム「おっと、貴様の相手はこの私だ・・・別に少女の方が確保が簡単だとかそんなことは考えてはいないぞ・・・本当なら私の方が あの騎士と手合わせ願いたかったが、主役には華を持たせるのもベルカの騎士としての寛容の精神と」 エリオ「逃げましたよ?」 シグナム「・・・え・・・?」 なのは「ティアナ大丈夫?」 ティアナ「あれ・・・私・・・兄さんは、あの連中は?」 フェイト「うん、一人は 『シグナムが』 逃がしたけど、もう一人は気絶させた・・・」 シグナム「ウフ、ウフフ・・・いいんだ、私はそんなもんだぁ・・・」 エリオ「何者でしょうか?」 なのは「それは後で聞く事にして・・・今はともかく」 なのは「額に『麻婆』・・・だね」 エリオ「神父・・・ですか」 前へ 目次へ 次へ
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Q.なんでこのwikiを作ったの? A.個人的な満足です。 Q.結局何を作っているの? A.魔法少女まどか☆マギカを原作とした二次創作です。シミュレーションゲームの予定です。 Q.それって結構凄い事じゃない? A.残念ながらゲームを作る技術を持ち合わせておりません。 Q.じゃあ何作ってるんだよ? A.SSのような安価スレとなります。期待はしないでください。 Q.どれだけ凝っているの? A.無駄に凝ってます。まどポを越えるのが目標です。 Q.スピンオフのキャラは出る? A.読んでないので今のところは出る予定はありません。 Q.? A.。
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主にまどマギ及びマギレコに関するSSを投稿していた40代の男性。※2021年時点で43~52歳 2013年01月27日(日) ガンマさん@ほむあんください@GammaRay_HM 「誕生日おめでとうガンマさん。四捨五入して四十歳」 →2013 35~44歳 2021 43~52歳 アイコンやヘッダーのイラストは知人の絵師に描いてもらったものやSkebの有償依頼品で 本人は絵が描けず絵師に対して尋常でないコンプレックスを抱えており 絵師に対して逆恨みじみた嫉妬やマウント、無理筋な要求を向けることがある。 行動パターン ツイッター上で二次創作者や発信力あるアカウントや商業作家を見つけると手当たり次第にフォローし 最初は賞賛やRTいいねに協力し、次第にフォロバや交流を求め自作SSの読むことと感想をせがみ、イラリク等を要求しだし 『自分に構い意見に賛同、自分を賞賛し自作SSに感想とブクマ、イラスト依頼やチャット・ゲームに応じる』等の対応を 一方的に要求し叶わぬと嫌味や中傷を開始、リプライ欄で粘着したりDMを送りつけて癇癪を起こし相手をブロック。 「自分は悪くない、○○さんが悪かった」「自分も悪かったかが○○さんも悪かったですよね」と相手を悪いと断定するか 痛み分け、両成敗で自分だけが悪くないという結論を周囲に向けて主張し、自己完結で勝ち誇る。 またADHDと診断され障害者手帳を所持していると主張(真偽不明) 世間や親の軽度の障害への無理解を蔑みながら自身はアイコンを描いてくれた人物の障害を嗤ったり 気に入らない人物や社会の事柄を障害者認定やそれ以上の罵倒語で中傷し悪びれない矛盾を併せ持つ。 何か問題を起こした際は自身の障害を持ち出しそれが原因だと転嫁、盾代わりにして同情を求め 追及を免れるための道具として利用し、相手に一方的な理解を求めるのもお決まりのパターンである。 10年以上に渡り起こしてきた事件や他者への攻撃の数々は膨大で本wikiでもとてもカバーしきれない。 そんな行動の数々に加え作品・創作者・ファン・キャラ・カップリングdis発言は周囲に呆れられ 嫌悪感を煽り本人も被ブロック常連を自認するまで疎まれる破目になった。 ブロックされると相手を名指しで中傷するなどしていたため、周囲にはそれが面倒でブロックせず 普段はミュートしてリプライには申し訳程度に返事をする人も少なからずいた模様。 公式媒体やグッズに多く見られる人気カップリング関連を度々攻撃してマイナーカプを持ち上げることから マイナーカプ民やその中でも攻撃的な手合いには長年重鎮として承認されている向きもあった。 とはいえマイナーカプ贔屓の絵描きにも感想や交流を迫り逆ギレするなどそちらとも問題を起こす。 2021年6月、その最たる事件を起こしその界隈における権威は大きく失墜した。(別タブ記事を開く) 人気カップリングの作家のこともブックマークやいいねの数に嫉妬したり自分の感性との合わなさに 勝手に逆切れしながらも監視したりリプライを飛ばしていたがさすがにブロックされてきているようだ。 2019年頃から創作活動は半ば放棄状態となっており、いくつかの合同に申し込んでは締め切りまで1年半以上の 期限があってもツイッターにかまけて何も提出できずに終わっている。 それでいて合同主催とはいつものような会話をして不義理をしらばっくれたり 自分棚上げで他の創作者の作品を勝手にチェックしては酷評し、勝手に赤ペン先生のように振舞ったり 自分と違いちゃんと創作を上げて信頼と人気を得ている他のSS作者にコンプレックスを炸裂させ 目の敵にするが作品を作る力にも変えず攻撃しかしないなど信じ難い行動を続けていた。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2209.html
それは大切な出会い、故郷を追われ、当てもなく彷徨っていた私を救ってくれた 暖かくてとても大きな人。 私に人の生き方と、人間の強さを教えてくれた偉大な剣士、我が師サイ・オー。 ゆえに私は竜召喚師としてではなく、剣士として生きる事に命をかける事にしました。 殺の一文字心に抱いて、キシュラナ流剛剣術士キャロ・ル・ルシエが推して参ります。 なのはSTS×影技クロス 「剛剣無頼」 ザッザッザッ、薄汚れた外套を纏った幼い少女が無人の道を一人歩く。 その背には不釣合いな一本の太刀、そして肩には小さな竜。 「ねぇフリード、今日中には次の戦場に辿り着くかな?」 おっとりと優しげな声で、不穏当な発言をその小さな竜フリードに問い掛ける。 「キュクル~♪」 その声に分かっているのかいないのか、楽しげに声をあげ頬に擦り寄るフリード。 元々答えを期待していなかったのであろう少女は溜息をつくと、またゆっくりと歩き出した。 暫らく無言で歩いていたが、ふと振り向くと何もいないはずの木の根元を斬りつける。 「傭兵の私に何か用ですか、ラッド・カルタスニ尉?」 少女は何の感慨も無く、つまらなそうにそこに誰か居るかのように声を発した。 「いや、申し訳ないですね狂乱(マッドネス)キャロ・ル・ルシエ殿」 斬りつけた木の上に、何時の間に居たのであろうか、管理局の制服を身に纏った二十代半ばの青年が腰をかけていた。 「しかし、いきなり斬りつけてくることはないでしょうに」 心底嫌そうに、頭を掻きながら苦笑いをするラッド。 そんな彼の様子を、冷めた目で見ていた少女、キャロは当然と言った口調で答える。 「この程度で、ラッドさんが斬られる訳無いですから、ただの挨拶代わりですよ」 ラッドは肩を竦めると、枝から飛び降りキャロの前に立つ。 「申し訳ありませんですが、依頼の変更です」 ラッドの言葉に、意外そうな顔を見せたキャロは訝しげに質問をする。 「依頼の変更ですか? 私に何を期待するのでしょう? 只の剣士の私に」 この質問に、ラッドは頭をガシガシと掻くと、本当に申し訳なさ全開で土下座した。 「申し訳ない、うちのバカ大将がどうしても彼方に護衛を依頼したいと!」 護衛という言葉に驚くキャロ、誰が好き好んで自分みたいな少女に護衛を依頼するというのだ。 「何を考えているんですかナカジマ三佐は、私に護衛を頼むなんて正気じゃないですよ」 狂乱(マッドネス)この名が示す通り、自分に護衛が向いていないのは分かりきっているだろうに。 何を考えているのか分からないでもないが、この予想が当たるなら今すぐ引き返したくなる。 「まさかと思いますが、ひょっとして……」 一縷の望みをかけ、ラッドに声をかけるキャロ、だがその希望はバッサリと断ち切られた。 「そのまさかです、娘のスバル嬢の護衛を頼みたいと……」 沈痛とすらいってよい、沈んだ声でラッドは答えた。 「あの親バカは、何をトチ狂っているんですか! ついに痴呆でも始まったとでもいうんですか!」 もはや敬称すら付けず声を荒げ、地面を何度も何度も蹴りつける。そのたびに僅かに地面が揺れる。 「前金はいつもの倍、報酬及び依頼中の生活は一切保障すると隊長は言っています」 その条件に、キャロの思考は冷静かつ足早に計算を始める。 (いつもの倍の前金と、生活が保障されるなら問題ないよね。最近はフリードの餌代もバカにならないし) 「分かりました、依頼は受けさしてもらいます。正し、何か事態が起こったら私に自由にやらせてください」 そう言うと、ラッドに手を差し出す。 「これが、私の条件です」 その差し出された手を握り、ラッドは片膝立ちになると頷き答えた。 「ありがとうございます。護衛対象のスバル嬢がいる先は、遺失物管理部対策部隊機動6課になります」 その長い部隊の名前に、何故か嫌な予感を抑える事が出来ないキャロであった。 それから数日が経った。 機動6課部隊長室 そこでは、部隊長であるはやてが書類の束の前で頭を抱えていた。 「幾らなんでも強引すぎや、でも通さないと不味いし、アカンどっちに転んでも良くないわ」 そんなはやての様子に心配の余りオロオロするリインと、失礼しますと言いながら、書類を手にとるシグナムの姿。 読んでいくうちにシグナムの眉間が皺を寄せ、頬が微妙に引きつっていく。 「主はやて、この文に書いてある事は一体なんの冗談ですか?」 シグナムが書類を改めて眺める、そこには地上本部からの監察官として、6課に人員を一人加える事と、その人物 のプロフィールが書かれていた。 「地上本部からの横槍は、予測されていた事態ですし、年齢は実力主義の管理局なら問題ありません」 バシッと書類を叩きつけながら、シグナムは激昂する。 「その監察官が管理局にキチンと所属しているならです!」 そこに書かれていた監察官のプロフィールは、色々な意味で問題が記されていた。 尉官待遇の傭兵、しかも経歴にはその管理局相手に、戦闘を行っているとすら記入されているのだ。 「主はやて、私はこの少女を実際に見たことがあります」 あの時出会った姿を思い出す。内乱に介入した戦場で見た数多の局員と、反乱軍の屍の上で返り血に全身を染めな がらも、まるで花畑にいるような優しげな笑みを浮かべていた、あのイカれた傭兵の少女。 「私に言えるのは、彼女を迎え入れた場合新人たちの精神の保証はできないと言うことです」 それはシグナムの直感であった、数多の戦場を駆け巡った将としての判断が彼女を危険と判断する。 「でもなシグナム、この監察官を支持したのナカジマ三佐なんよ」 疲れた顔ではやては、シグナムに伝える。その推薦人にシグナムは一瞬驚いた顔を見せたが、直ぐに表情を引き締め直す。 「本当に、ナカジマ三佐なのですか? 三佐ぐらいならば彼女の経歴を事前に知る事ができるはずですが」 言外に、何か裏が在るのではとのニュアンスを込め、シグナムは自らの主たるはやてに問い掛けた。 「私も何か裏が在ると思うんやけど、ナカジマ三佐ならマイナスの影響を与えるような事をしないと思うし」 本当になんでなんだろうなぁと、不思議そうに答えるのであった。 「もしや主はやて、ナカジマ三佐はテスタロッサに、何かを期待してるのでしょうか?」 その言葉に、頭を抱かえていたはやては、一縷の光明を見出したかのように面を上げる。 「そうか、フェイトちゃんは色々な所で子供を保護しとるから、その子の心を救ってもらおうと考えてるんか!」 元気を取り戻したはやては、凄い勢いで書類を整理しはじめる。 その様子に、表情を和らげるシグナム。迎え入れる為の書類を作成しているはやてに対し、一礼をし隊長室から出て行った。 ちなみに、すっかり忘れ去られていたリインは、机のスミでゲームを始めていたのであった。 一方その頃、陸士108部隊隊長室では会話の中心であったナカジマ三佐が、写真を両手に抱かえ踊っていた。 「ハッハッハ! これで俺の作戦は成功したも同然。 何だかんだで純真なスバルには、キャロの嬢ちゃんの狂いっぷりは トラウマ物。これで危険な前線からは外れるって寸法よ」 逝ってるとしか思えない、自分たちの隊長の行動を、醒めた目で見ているラッド二尉とギンガ。 「俺ァ、今でもスバルが局員でいる事に反対なんだよ! 怨むぜ高町一尉」 華麗にイナバウアーを決めると踊りを止めて、血涙を流し懐から取り出した藁人形に、ひたすらズガズガと五寸釘を打ち込んでいく。 「隊長、ギンガ陸曹はよろしいのですか?」 ラッドが呆れながら、隣にいるもう一人の隊長の愛娘の事を言う。 「いやギンガはなぁ、アリャもう手遅れだし、嫁の貰い手無さそうだし」 素で答えるナカジマ三佐、ギンガが後ろに居る事が、すっかり頭から抜け落ちているようである。 「父さ……ナカジマ三佐、良くもまぁそこまで言ってくれました」 BJを身に纏ったギンガが、左腕のリボルバーナックルをガシャコン、ガシャコンとカートリッジをフルリロード。 それだけでは飽きたらず、空になった薬莢を、新しい物に取り替え、さらにリロードする。 「いや、事実だしなぁ……って、ギンガさんその放電現象まで起こってる左腕は何でしょうか……」 ギンガの問いに、冷や汗混じりに答えたナカジマ三佐であったが、ギンガはそれに対し逝った笑顔で答える。 「それは三佐を、徹底的に殴る為ですよ♪」 慌てて逃げようとする、三佐の襟首を捕まえ動きを封じる。 ギュンギュン回転を始める左手、そうこれはギンガ必殺の…… 「じゃあ、お母さんによろしくお願いしますね。リボルバァアアアア!ギムレットォオオオオ!!」 高速回転でドリル状になった左手で、ひたすら殴り始めた。 「ちょ、それって殺害予告! ブバッ、ゲブッ、ブヒャー!」 そんなギンガによる、ナカジマ三佐のフルボッコ劇を眺めていたラッドニ尉は、内線で救護室に連絡を取り始めた。 隊長室から流れる豚のような悲鳴は、108隊のオフィスルームにまで聞こえていたが、隊員達はああ、またかと変わらず 業務に励むのである。 そんな、平和な陸士108部隊の日常であった。 同時刻、クラナガン廃棄区域 日が落ちかけている夕暮れ時、キャロは瓦礫に腰掛けながら、一心不乱に肉に食いつくフリードを嗜めていた。 「フリード、お腹壊すから食べ過ぎたらダメだよ」 口を血まみれにしながら、骨を噛み砕き、肉を引きちぎる。いかに体が小さくなろうが、獰猛な竜種の本能は決して薄れず ひたすらフリードは肉を喰らい続けていた。 「クー、キュクルルー!」 キャロの言葉に、残念そうに獲物から離れるフリード、離れた際に飛び散った内臓を、まだ食い足りないとばかりに見つめるが 主を怒らせまいとすぐに側に近づき肩に止まる。 「本当に、こっちのルートを選んで正解だったねフリード♪」 無造作に地面に置かれている、血にまみれた大量の財布を手に取ると、札と硬貨を取り出し自分の財布へと入れ替える。 「悪党を切ればお金は入るし、フリードは餌に困らない。それに犯罪も減るから、一石三鳥だね♪」 キャロは、先ほどまでフリードが喰らいついていた餌に目を向ける。 それは、数人の風体の怪しい人の姿をしていた。しかしそれは辛うじて判るに過ぎない。 四肢が切断され、胴体からは内臓を飛び散らしている。そしてその表情は、全て絶望に染まっていた。 「明日には仕事場に着くし、今度はどんな事が起こるかな? 命の取り合いが出来ると良いよね、フリード」 そう言うと、キャロは立ち上がり、今宵の寝床を確保する為に辺りを散策するのであった。 彼女が機動6課に到着するまで後1日
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タイトル別クロスSSインデックス A~M N~Z あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 A~M 作品タイトル クロス元 作者 ACE COMBAT ~THE UNSUNG Striker~ ACE COMBAT5 ~THE UNSUNG WAR~ F-16CCV氏 Call of Lyrica4l CALL OF DUTY4 MODERN WARFARE T-2改氏 Gears Of Lyrical Gears Of War 第22SAS連隊隊員 HALO THE LYRICAL HALO3 第22SAS連隊隊員 上へ N~Z 作品タイトル クロス元 作者 THE OPERATION LYRICAL ACE COMBAT04 T-2改氏 上へ あ行 作品タイトル クロス元 作者 上へ か行 作品タイトル クロス元 作者 上へ さ行 作品タイトル クロス元 作者 上へ た行 作品タイトル クロス元 作者 上へ な行 作品タイトル クロス元 作者 上へ は行 作品タイトル クロス元 作者 上へ ま行 作品タイトル クロス元 作者 魔法少女リリカルなのはSAVERS デジモンセイバーズ やまさん 上へ や行 作品タイトル クロス元 作者 上へ ら行 作品タイトル クロス元 作者 リリカル自衛隊1549 戦国自衛隊1549 TK-X氏 上へ わ行 作品タイトル クロス元 作者 上へ